先日の緊急地震速報には驚きました。
テレビからけたたましい警報音が流れ、
ちょっと遅れてスマホが鳴り出しました。
何度経験しても慣れるものではありません。
愛犬ふくちゃんを抱え、
窓際にある大きな植木鉢を抑えながら
身構えていたもののいつまでも揺れないのはちょっと滑稽でした。
幸いにも数分後には誤報だったことがわかり、
胸をなで下ろしたオヤジです。
警報の直後、東京で暮らす息子からLINEが届きました。
「地震大丈夫?」
いつもの安否確認です。
地震や台風・大雨など何かあるたびに連絡をくれるのは
親としては本当にありがたいことです。
年齢を重ねたことを実感する瞬間でもあります。
安否確認のLINEのついでに、
息子は翌日からシンガポールへ出張すると教えてくれました。
仕事だから当たり前のことでも
親としては「そうか、海外か」と少し身構えてしまいます。
以前にも、業務に関するセミナーを受講するために
海外に行くという話を聞いたことがあります。
それが会社からの指示だったのか、
自ら希望して資格取得やスキルアップを
目指していたのかはよくわかりません。
ただ、どちらにしても立派なことだと思います。
若いうちから学び続け、
自分を高めようとしている姿勢には感心するばかりです。
さらに年が明けるとアメリカへの出張予定もあるらしい。
海外出張など今では珍しいことではないのでしょう。
本人にしてみれば仕事の一環であり、
経験を積む良い機会なのだと思います。
それでも親というのは勝手なもので
立派だなあと誇らしく思う気持ちと、
大丈夫だろうかという心配が同時に湧いてくるのです。
飛行機は無事に着くだろうか・
慣れない土地で困らないだろうか・
体調を崩したりしないだろうか・
考えたところでどうにもならないのだが、
それが親心というものなのでしょう。
小さな子どもだった息子が、
今では海外を飛び回りながら仕事をしているのです。
頼もしく成長した姿を見ると本当にうれしいけれど
しかし、いくつになっても親にとって子どもは子どもです。
安否確認のLINEをくれる息子に感謝しながら、
私は今日も遠い異国の空の下で頑張る息子の無事を願っています。
年を重ねるにつれ、
心配の種は減るどころか形を変えて増えていくようです。
それでも、こうして連絡をくれることが何よりありがたい。
親としては、「無理をしないで頑張れ」としか言えませんが
その一言にたくさんの思いを込めたいと思います。

