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定年退職するまでは年2回も健康診断を受けていました。
普通は1回ですが夜勤者は2回受けるように
定められているようでした。
そして胃がん検査も年1回かならず・・・
胃カメラとバリウム検査、どちらかを選択できたのに
私の場合はいつもバリウムを指定されました。
造影剤を飲んだ後に
右に左にと回転させられ、
手の平に汗をかいて検査台から滑り落ちそうになるのを
必死になって堪えていたのを思い出します。
ある時、担当者の機嫌が悪かったのか
検査台の上でグルグルに回され、
具合が悪くなったことがあります。
それからバリウムが嫌いになりました。
今年も市からの特定検診の案内がきたので
オプションで肺がんと胃がんの検査を受けました。
大腸がん検査は専門医で内視鏡検査を受けているので
特定検診では受けません。
今年70歳になったせいか
自分や家族の健康について考える機会が増えました。
奥さんも息子も持病持ちになったので
楽観視はできなくなった我が家です。
自覚症状などはまったくありませんが
胃の不快感はときどきあるので
早期発見のためにも定期的に胃がんの検査が
必要だと思っています。
肺がんに関しても、
ヘビースモーカーの経験があるので
絶対大丈夫とは言えません。
この検査を受けることにより、
早期にがんを発見できるし、
異常がなければ安心することができます。
昔、亡き父がちょっとしたことでも
病院に行っていました。
そんな時に長兄が言った言葉が
父さんは命根性汚い・
北海道・東北の言葉らしいのですが
「無意味に生きることに執着する」
「人よりながく生きていたいと思う」という意味で
侮辱的に使われるそうです。
私も命根性汚く生きようと思いますが
神様から与えられた人生を全うできれば
それでいいと思っています。
父と同じ86歳で十分・・・
