2026/09/17

転倒しないためにあの手この手を・・・






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先日、介護施設で暮らすお義母さんを

買い物や食事に連れて行ったときのことです。

施設のスタッフさんから一言ありました。


「今日の朝から、ふらつきが強いんです。

 転倒寸前のところも目撃していて、

 外出は十分注意してくださいね」


お義母さんは歩行器を使っているのだが、

なかなか上手に使ってくれない。

居室内でも、施設内でも、歩行器なしで歩いてしまい、

そのたびに転倒を繰り返してきたのです。


スタッフさんからは居室内でも歩行器を使うよう、

説得してほしい旨をお願いされたのですが

正直なところ、居室内でも使うように・と言ったところで、

素直に聞いてくれるとも思えません。

長年の習慣やプライドもあるのだろうし、

頭では分かっていても、行動が追いつかないのだと思います。


そんな中、スタッフさんから提案されたのが、

居室の家具の配置替えだった。


ソファーをやめて、

椅子とテーブルの形式にしてみてはどうでしょう。

歩行器をすぐ横に置けますし、

立ち上がりから歩行器への移動が安全になります。


なるほど、と唸ったオヤジです。

奥さんと二人だけで考えていると、

どうしてもいつもの生活の延長で物事を見てしまいます。

でもプロは違いますね。

転倒のリスク、動線、本人の癖まで含めて、

生活の形そのものを見直す視点を持っているのです。


椅子なら歩行器をすぐ手元に置けるし、

ソファーのように沈み込むこともないから、

ふらつきやすいお義母さんには確かに安全です。

言われてみれば当たり前のことなのに、

私たちは気づけなかった。


問題は――お義母さんが納得するかどうか。

これが一番難しい。

ソファーは長年使ってきた自分の居場所なわけで

それを突然「椅子にしますね」と言われて、

素直に受け入れるとは思えない。

むしろ反発される可能性のほうが高いような気がします。


だから今回は、強硬手段で交換することにします。

安全のためだし、転倒を防ぐためだし、

本人のためでもあるわけです。

説明はするけれど、最終的にはこちらが決断するしかないのです。


介護は、どうしても「本人の気持ち」と「安全」の間で揺れます。

そのたびに家族は悩むわけですが

転倒して骨折してしまえば、

もっと苦しい思いをするのはお義母さん自身なのです。


椅子とテーブルの生活に慣れて

歩行器を使う習慣が少しでも身につけばいいのですが・・

そんな願いを込めて、家具の配置替えを進めることにしました。

これからテーブルと椅子を探さなければなりません。






最後までお読みいただきありがとうございました。



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