いまのファイターズは“ギリギリの綱渡りをしながらも、
まだ希望を手放していない・という
独特の緊張感に包まれています。
木曜日の西武戦・
なんとか、なんとか勝ち切ったわけですが、
この「なんとか」という言葉に、
今のファイターズの状況がすべて詰まっている気がします。
ゲーム差は0.5・
手を伸ばせば届きそうですが簡単には掴ませてくれない距離です。
残り試合はファイターズも西武も10試合。
ソフトバンクの優勝はもう決まったので
これからの最大の目標はただひとつ、
2位に滑り込み、CSファーストステージをエスコンで迎えること。
エスコンでのCS、それは選手にとっても、
ファンにとっても、特別な舞台です。
あの球場の空気で戦えるかどうかは、
シーズンの価値を大きく左右します。
残り10試合はすべて下位チームとの対戦で
一見すると追い風だが、こういう時こそ落とし穴があるわけで
ここで負けたら終わる・・
そんなプレッシャーが、選手の足をすくませることもあると思うのです。
一方、西武はソフトバンクとの試合が2試合残っています。
この2試合がどう転ぶか・・
ファイターズにとっては、静かに期待してしまう材料です。
大砲レイエス選手が登録抹消され、
レギュラーシーズンでの復帰は難しそうですが、
むしろ今はしっかり休んでほしいと思います。
CSで戻ってきて あの豪快な一発を見せてくれたら、
それだけでチームの空気が変わります。
短期決戦は“流れ”がすべてです。
レイエス選手の一振りは、
その流れを一気に引き寄せる力があると思うのです。
清宮選手が「ベルーナドームには戻らない」と発言しましたが
この言葉には、悔しさと覚悟が混ざっているように感じます。
その言葉が現実になるためには、
ファイターズが2位を確定し、
CSをエスコンで迎えるしかないわけで、
最後の1試合で決めてもいい。 ほんのわずかな差でもいい。
とにかく2位を掴み取ってほしいものです。
9月の終盤、順位表を見ながら一喜一憂する日々ですが
年齢を重ねても、
こうして心が揺れる瞬間があるのは幸せなことだと思います。
どうか、どうかファイターズが最後に笑ってくれますように。
そしてエスコンで、あの独特の空気の中でCSを迎えられますように。
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